またまた小話

最近眠いし貧血気味だし体調が微妙です。
一日寝たいですが、休みが全部埋まってます。
仕方ないかー。

以下小話。
桜→夜的な感じ（？）で。
拍手下さった方ありがとうございますー！！

どの色がいい？　とか、聞いてみたいけれど聞く訳にもいかず。
大体、見せる訳じゃないのにどうして気にするのかって話だし。
……私が悪いんじゃない。
あいつのデリカシーが皆無なのが悪いんだ。
そう……だって、ノック無しでドアを開けそうだし、声かけないで部屋の電気つけそうだし、確認しないで入ってきそうだから。
うさぎとかネコとか……笑われたら嫌じゃない。
……ただそれだけの理由だから。別に、何か意識してる訳じゃないんだから。

「合計五千八百円になります。ご試着されましたか？」
「大丈夫」
「ありがとうございます。六千円お預かり致します」

百歩譲って水玉の上下セット。
フリルとリボンが付いてるのはオマケ。
……別に、見せる訳じゃないんだけど、何となくパットが入ってる形が綺麗に見える物を選んだ。
これは女の見栄。

「お。雨宮、何してんだ？」
「夜科！？　な、何って！　別に……買い物」
「オレも。偶然だな～こんなトコで会うなんて。あれ、用事があるから訓練遅れるって言ってたの買い物か？　オレも買い物あったし、このデパートなら一緒に行っても良かったな」
「そ、そうね」
「ほら、雨宮ん家いつ泊まりに行く事になるかわかんねーだろ？　
や、さ。見せる訳じゃねーんだけど新しいパンツ買っとかねーと、とか思って。
あ、違う違う！　いきなりサイレンに呼び出されたりする可能性もある訳だしよ、何かあった時ヨレヨレだとカッコ悪ィだろ？　
どうせなら雨宮に選んで貰ったら良かったな～ナンテ ……雨宮？」
「……もう私に何も話かけないで……」
「え！　何泣いてんだよ！　オレ何か気に障る事言った！？」

夜科と同レベルだった自分が許せない。
この、考え無しでずばずば物を言うバカな男が憎い。


下着の事を気にするのは、女の子の方じゃないかな～と思って妄想。
先に意識したのはアゲハで、雨宮は言われてからジワジワ意識しだすといい。